DXを推進するにあたり、まずは皆さんの会社がどの段階にいるのか、正確に把握することが非常に大切です。
これを登山に例えてみましょう。
- ハイキング(デジタイゼーション)
- 軽登山(デジタライゼーション)
- 本格的な登山(デジタルトランスフォーメーション)
経験や体力がないのに、いきなり富士山や槍ヶ岳に挑むのが無謀なように、DXも一足飛びに達成できるものではありません。
DXには、その前段階を含めて3つのステージがあるのです。
一般的に知られている デジタルトランスフォーメーション(DX)は、このうち最後の「本格的な登山」のステージにあたります。
今回は、最初のステージである「デジタイゼーション(ハイキング)」について詳しく見ていきましょう。
ステージ1:デジタイゼーション(ハイキング)
この段階の前では、業務フローの大部分がまだアナログ的な要素が含まれているままです。
例えば、
- Excelで作成したテンプレートを紙に印刷し、手書きで記入している。
- FAXで送られてきた注文書を印刷し、手作業でデータ入力して、紙でファイリングしている。
- このように、「デジタルとアナログが混在したフロー」が多数存在します。
多くの企業がこの段階にあるので、ご安心ください。これは、DXの旅をスタートさせる絶好の機会です。
デジタイゼーションとは、こうしたアナログな情報をデジタルデータに変換することです。
以下、デジタイゼーションの具体的な取り組み例です。
- Excelシートに直接データを入力し、ペーパーレスで保存・管理する。
- FAXを紙ではなくデータ(PDFなど)で受け取り、電子化する。
- 会議の議事録を手書きからオンラインドキュメントに移行する。
次回は、次のステージである『軽登山(デジタライゼーション)』について、さらに詳しく解説します。
いよいよ本格的な業務プロセスの見直しが始まります。お楽しみに!












